Teledyne のINFINITY Color Presetsを活用して明視野顕微鏡検査における色精度を実現する方法

H&E染色スライドの分析であれ、AI支援診断モデルの開発であれ、ホールスライドイメージング(WSI)の実施であれ、明視野顕微鏡検査には色精度が不可欠です。

センサーによって色の捉え方が異なるため、真の色を忠実に再現するのは困難であり、照明条件によってさらに精度が低下する場合もあります。

また、手作業による色補正は時間がかかり、一貫性を確保できず、異なるシステム間で標準化するのが困難です。センサーのスペクトル応答と顕微鏡の照明の変化により色が変化し、人間による診断とAIモデルの性能の両方に影響が出る場合があります。

Spinnaker® SDK 4.2で利用可能なTeledyne ® INFINITY® Color Presetsでは、事前に校正されたセンサー固有の色補正マトリックス(CCM)による強力な顕微鏡検査プリセットを利用でき、手動チューニングが必要ありません。

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INFINITY Color Presetsが重要な理由

TeledyneのINFINITY顕微鏡カメラは、ライフサイエンスおよび顕微鏡検査における高い色精度の基準を確立してきました。研究者は、さまざまな照明条件下でも極めて正確な色再現を可能にする、研究分野と臨床分野の画像生成において信頼できるツールとして、INFINITY ANALYZE 7ソフトウェアを活用してきました。

現場で実証された色校正技術が、Spinnaker SDK 4.2に含まれるホスト側の色補正を通じてBlackfly® S、Dragonfly® S、Forge®、Genie® Nano、Lumenera® LTシリーズ、Oryx®といった弊社のマシンビジョンカメラで利用できるようになりました。

主な利点:

  • 実績ある色彩科学に基づき開発 - Teledyne独自の色校正技術を使用して開発され、INFINITYカメラでの長年にわたる実用を通じて改良されています。
  • 科学用途に最適 - 多数のSony CMOSセンサー用に校正されており、デジタルパソロジー、顕微鏡検査、その他の画像生成用途において色精度を保証します。
  • 一般的な光源用に調整 - LED、ハロゲン、昼光フィルター処理ハロゲンの下で動作し、さまざまな顕微鏡構成で色の一貫性を維持します。
  • シームレスな統合を念頭に置いた設計 - Spinnaker SDK 4.2で利用可能となったことで、自動画像生成ワークフローに即座に採用できます。

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INFINITY Color Presetsの仕組み

TeledyneのINFINITYカラープリセットを使用すれば、複数のパラメーターを手動で調整したり、複雑な後処理に頼ったりすることなく、より迅速かつ効率的に処理を行えます:

  1. カメラのモデルを自動的に検出し、センサーの分光特性に基づきプリセットを適用する。
  2. ユーザーが光源(LEDやハロゲンなど)を選択して、顕微鏡光源の色精度を最適化する。
  3. 色補正を適用することで、手動で微調整することなく、事前校正された色精度をリアルタイムに実現する。

 

シンプルな統合:GUIAPIの制御

色調補正プリセットは、SpinView GUIで評価する場合でも、Spinnaker APIで本番環境システムに統合する場合でも、どのようなワークフローにも迅速に採用できるように設計されています。

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Spinnakerでこの機能を使用する方法の詳細については、「ホスト側色補正(On-Host Color Correction)の使用方法」をご参照ください。

実環境での検証

デジタル顕微鏡検査でわずかな色ずれがあっても、組織の外観が変わってしまい、人間による診断とAIによる分析の両方に影響が出る場合があります。H&E染色されたスライドは、ある光条件下では完璧に見えても、別の光条件下では変化してしまうことがあります。紫やピンクの色調はさほど鮮明ではないため、細胞の構造を区別するのは困難です。

そこで、INFINITY Color Presetsを使用することで、当て推量に一切頼らない色補正を行えるようになりますさまざまなセンサーや照明条件に合わせて精度が事前に調整されているため、デジタル顕微鏡検査やライフサイエンスのための正確で信頼性の高い画像の撮影に注力できます。

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INFINITY Color Presetsは、さまざまな照明条件下でもH&E染色の色を忠実に保ち、病理学的分析の精度を保証します。

TeledyneINFINITY Color Presetsを試すにはSPINNAKER SDKをダウンロード